憎にくしみの連れん鎖さを断たち切きるには，神かみの助たすけが必ひつ要ようです。神かみの聖せいなる力ちからによって，自じ分ぶんの力ちからでは身みに付つけられない性せい質しつを持もてるようになります。それで神かみの力ちからに頼たよることが大たい切せつです。使し徒とパウロも「力ちからを与あたえてくださる方かたのおかげで，私わたしは強つよくなり，どんなことも乗のり越こえられます」と書かいています。（フィリピ 4:13）「私わたしの助たすけはエホバから来くる」という言こと葉ばの通とおりです。（詩し編へん121:2）

聖せいなる力ちからを求もとめてエホバに祈いのりましょう。（ルカ 11:13）毎まい日にちの生せい活かつの中なかで良よい性せい質しつを表あらわせるように祈いのることができます。聖せい書しょを読よんで，憎にくしみの感かん情じょうを打うち消けすのに役やく立だつ愛あい，平へい和わ，辛しん抱ぼう強づよさ，自じ制せいについて学まなんでください。そして，そのような性せい質しつを表あらわすことができるように努ど力りょくしましょう。同おなじように努ど力りょくしている人ひとたちと一いっ緒しょに過すごすことも助たすけになります。そうした人ひとたちは「愛あいを表あらわし立りっ派ぱな行おこないをするよう意い欲よくを起おこさせ」てくれます。（ヘブライ 10:24，脚きゃく注ちゅう）