第12課
王国伝道の業はどのように組織されていますか
イエスは亡くなる少し前に,こう語りました。「王国のこの良いたよりは,あらゆる国民に対する証しのために,人の住む全地で宣べ伝えられるでしょう。それから終わりが来るのです」。(マタイ 24:14)この世界的な伝道活動はどのように成し遂げられますか。イエスが地上にいた時に残した型に倣うことによってです。―ルカ 8:1。
家を訪ねて人々と会うようにします。イエスは,良いたよりを家から家に宣べ伝えるという面で弟子たちを訓練しました。(マタイ 10:11‐13。使徒 5:42; 20:20)それら福音伝道を行なう1世紀の人々は,伝道のための特定の区域を割り当てられました。(マタイ 10:5,6。コリント第二 10:13)同様に,今日の伝道活動もよく組織され,各会衆は割り当てられた区域を担当します。それにより,「民に宣べ伝え……徹底的に証しするように」というイエスの命令を遂行できます。―使徒 10:42。
どこでも人がいれば接するよう努めます。イエスは,海辺や井戸端など,日常の場面で会う人たちに伝道することによっても手本を残しました。(マルコ 4:1。ヨハネ 4:5‐15)わたしたちも,街路や人々が働いている場所や公園で,さらには電話でも,聖書に関する会話をするよう努めます。良い折を見て,近所の人,仕事仲間,クラスメート,親族にも証言します。こうした努力が積み重なり,世界じゅうの大勢の人々が「救いの良いたより」を聞くことができるのです。―詩編 96:2。
神の王国の良いたよりや,その音信が差し伸べる将来の見込みについて,だれに伝えてみたいと思われますか。このすばらしい希望をその人にも知ってほしいと思われるのではないでしょうか。早速伝えてみるのはいかがですか。
-
どんな「良いたより」を告げ知らせる必要がありますか。
-
エホバの証人はイエスの伝道方法にどのように倣っていますか。